求人を探す際のチェックポイント

人気が高まっている夜勤専従看護師に転職を考えている人に向けて、求人を探す際にチェックしておくべきポイントを紹介します。医療機関によって夜勤手当が異なるため、勤務先によっては労働量に比べて給与が割安に感じてしまう場合もあるので注意しましょう。

求人を探す時に確認するポイント

夜勤専従看護師の求人を探す際に注意しておきたい4つのポイントを紹介します。
まずは「夜勤に入る人数」です。ベッド数に対して看護師の人数が少ない場合は1人が受け持つ患者さんの数が多くなるため、思っているよりも忙しくなってしまう可能性があります。夜勤時は休憩時間を設定するように規定されていますが、忙しいと十分に休憩を取ることはできませんよね。しっかり確認しておきましょう。
2つ目は「手当」です。夜勤手当は雇用形態に関わらず業務に就いた人全員に支給されます。手当の金額の基準は労働基準法によって定められているので、まずはその基準を満たしているかどうかをチェック！また、基準の手当だけではなく独自の手当をプラスしている医療機関もあります。プラスされている分、給与が高くなるのでより高収入を得ることができます。
3つ目は「夜勤の回数」です。夜勤専従看護師として働く場合は月に9～10回が一般的です。高収入を得たい人はそれ以上の回数になる場合もありますが、そうなると体調に支障をきたしてしまうのであまりおすすめできません。もし、医療機関側が10回以上の夜勤回数を希望するようなら、職員の体調にはあまり気遣ってくれないブラックなところかもしれません。あらかじめ、自分の可能な夜勤回数を決めておいてから勤務先を選ぶようにしましょう。
4つ目は「勤務時間」です。医療機関によって2交代制なのか、3交代制なのかは違いますし、タイムスケジュールも違います。働きたい時間にシフトが設定されているのかどうかは必ず確認しておきましょう。

転職サイトを利用しよう！

上記で紹介したポイントは求人情報や医療機関のホームページなどで確認できますが、情報を集めるためとはいえ、気になる医療機関をひとつずつチェックしていてはかなり時間と手間がかかってしまいますよね。ですが、転職サイトを利用すれば効率よく情報を集めることができますよ。
看護業界特有の福利厚生や手当なども種類がたくさんあるので、ただ求人情報を見ただけではどのような条件なのか、しっかり把握できないかもしれません。ですが、転職サイトには看護業界に精通したコンサルタントが在籍しているので、そういった疑問の相談にものってくれます。もちろん、希望に合った求人を紹介してくれるサービスもありますし、履歴書などの書類作成のアドバイスや面接の対策もしてくれます。
自力で転職活動を進めることに不安があるという人には心強い存在です。ぜひ一度、のぞいてみてはいかがでしょうか？